私たちは自分の人生をコントロールすることができます。
私たちが生きているこの時代では、選択の幅が広すぎて、迷ってしまう場面がしばしばあります。それでも、自分の運命を運び、どこへ行くかを選ぶ力が私たちにはあります。
私たちが人生をコントロールすることは、自分がたえず選択していると認識していることから生まれます。
「時間がない」と言うとき、その人は実は「他にもっと大切なことがある」と言っているのです。自分の人生に筋を通そうとするなら、この事実をきちんと理解しておかなければなりません。
「明日、ランチをいっしょにたべませんか」と誰かに誘われて、「時間がないんだ」と私が言った場合、「もっと大切な用事があるんだよ。きみとランチを一緒にたべるよりも」というのが私の本心というわけです。でもそう言ってしまえば身も蓋もありません。「申し訳ないんだけど、ほんとうに時間がないんだ」と言っておけば、とりあえずは無難です。
このとき私たちは優先順位づけを行っているのだということを理解しておく必要があります。
さまざまな場面で、実は私たちは選択の幅を持っています。時間の使い道をはじめ、私たちの選択は、自分にとって何がほんとうに大切かを決めることにほかならないのです。
KenAjita
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